2023年3月28日 参院選2025 やぁ、元気かい? 命釘十五だ。 世間では統一地方選だね。 マジで碌な候補者が居なくて選挙民が頭痛い地域もあるだろうな。 さて、2025年がどんな年か知ってるかい? 昭和だったら100年め。 13日の金曜日が一回しか無い。 万博開催。 阪神タイガースの二軍施設が尼崎市に移転。 団塊の世代がリタイアして、75歳以上人口が爆発。 Windows10サポート延長期間終了。 ・・・とまぁ色々あるわけだが、今回取り上げるのは七月の参院選とパチンコ候補だ。 コンテンツ Toggle 過去の参院選落選の背景/憶測参院選2025寄稿者 過去の参院選 さて前々回の参院選において、偉い人達は初めて、パチンコ業界を挙げて議員を国会へ送り込み、P業界の発言権と防御力を高めるプロジェクトを組んだ。 しかし、P候補者は連敗で涙を呑んだ。 落選の背景/憶測 ・P業界に頼らねばならない程に元々集票力の薄い人や、既に終わったご老人を候補に立てた。 ・候補者の知名度が低過ぎた。 ・両者とも、パチンコ業界をバックに出馬すると表明したのは選挙直前であり付け焼刃感が強かった。 ・パチンコとの繋がりを表に出せば票が逃げると判断されたのか、両者とも全くパチンコ関連のアピールがされなかった。 ・運営陣の票読みの甘さ。P業界関連で30万票!と大風呂敷を広げたが、実際には候補者の基礎票を抜いても6万票程度だった。これは業界に日本の選挙権を持たない者が多い点、投票意欲の薄い者が多い点、日本国内を二分する重要テーマが多く、パチンコどころではなかった点、有権者の政治家への不信感や絶望感などがあげられよう。 ・参院選について、Twitterだけでしか盛り上がれなかった。ごく少数のP業界人がTwitterスペースなどで意義を唱えていたが、シナリオもアングルも無く、例えば候補者Kは終わった人で当選したとしても発言力は無いとか高齢だから任期中に亡くなるかも知れないなどネガティブな発信も少なくなかった。そんな事を言われる候補に何を期待できる? ・その他 つまり、初回の敗戦の反省が活かされてなかったように見えた。 参院選2025 次の参院選まで、あと二年ちょいしか無い。 このままでは、また付け焼刃の過去二回と同じ轍を踏むのは間違いない。 勝つ為には何がいるだろう。 まず選挙運営陣に選挙のプロを雇う事。 元N国の立花たかし氏にでも選挙対策を頼んだ方がいい。 候補者に著名人を呼ぶのは無理だろうから、今から候補者を選出し二年かけて顔を売り育てる。 最低でも2023年末頃から以下の策をとる。 ただし、今から候補者として名乗る事はアウトなので、業界団体の顔として活動していただき、何はなくとも顔を売る。 候補者としては、出来るなら40代50代程度の若手候補が欲しい。 パチンコの話題になると、いつも好感度も清潔感も薄い重鎮達が担がれてくるが、むしろパチンコのイメージには逆効果。 候補者とは別に、二年間パチンコのイメージを背負うような若い人を担ぎ上げる。 もう藤田ニコル嬢に土下座や!! 駄目なら、いっそVtuber創ってパチンコ親善大使(仮)として起用する。 バーチャル埼玉県民の春日部つくしちゃんのような運用がベターだろう。 ショート動画で仕事面、人柄面を出し、本編ホムペにリンクさせる。 タレントだと一人二人しかいないけど、Vtuberなら全国でキャンペーン展開できる。 前回は選挙期間中、YouTuber共がいらん憶測を垂れ流してくれたので、然るべきP業界団体からの公式な公約とかアピールを発信し、混乱を防ぐ。 先に挙げた通り、2025年は高齢化加速と労働力不足という大問題があり世の中は今以上にパチンコどころではなく一般票は獲得し難い事が予想され、如何にP業界従事者や関係者、遊技者の票や浮動票を獲得するかが大事。 しかし、過去の投票行動を見ても、遊技者はP業界の味方ではない事が明白だから、先ずは何を実現したいのかとか公約を早めに揉む必要を感じる。 これまでの候補者も、当選したらP業界とか遊技者に何か得があるのかがさっぱり分からなかったし。 選挙なんて、損得でしか動かないよ。 単にP業界が良くなりますったって、何がどう変わるのか明確にしないとね。 遊技機性能を更に上げますとか一物一価を廃止しますとかさ。 他にも、パチンコなんて狭いテーマだけでなく健康麻雀とかゲーセンとかプールバーやダーツバーなど店舗型娯楽施設業界全体の発展の為の余暇娯楽政党を創るとかさ。 この閉塞したディストピアな日本に明るさを取り戻そう! 余暇を楽しむ余裕と経済力を国民に取り戻そう! 間口を広げないと票は集まらないよ。 繰り返すが、また自民党に候補者を直前にあてがわれて右往左往する付け焼刃な素人選挙活動だと100%落選する。 候補者も選挙民も二年間かけて育て熟成させなきゃ勝てない。 加えて選挙民は、とりあえず「どんな不本意な候補者だったとしても必ず候補者一人を選び、自己満足の白票は投じない。何故なら民意より組織票が勝つから」を心に刻んで選挙に挑むよう啓蒙が必要。 ましてやどんな理由があっても投票に行かないってのは民主主義の放棄でしかないから避けるだけでなく、自身の投票行動と共に是非とも周囲の人々に投票を促すよう、投票率を上げる努力もしていただきたい(候補者の押し付けは無しで)。 言いたくはないが我が千葉県には国民の敵だとか千葉県の恥と言われる議員がいるが、そんなのが連続で当選しているのは、投票率が低く組織票が力を持ち続けているからだ。 今回2022の参院選において、投票意欲はあるものの自民党にも野党各党にも絶望した層や冷やかし投票層や、中には政治家の暴露戦を期待した爆弾期待票によって、ガーシー氏が29万票弱を獲得して当選した。 日本の有権者ってのは、この程度なのである。 まだまだ希望はある。 では、2025の参院選を楽しみに待とう。 さらばじゃ。 寄稿者 命釘 十五 氏 楽太郎と日頃から意見交換している、とあるコンサルタント。 関連 命釘 十五 氏