2023年9月14日2023年9月18日 「敬老の日? 」 やぁ、命釘十五だ。 イノッチと呼んで下され。 さて、今年も敬老の日(9/18)がやってくる。 昔は還暦越えが珍しかったが、今や人生100年時代と言われ、60歳なんて掃いて捨てるほどいる(失礼)。 オマケに若い世代からは、日本の若者の未来を食い潰した世代という印象付けをされ、「敬老の日なんか要らんわ!」と世代対立を煽られている。 中には、少子化はすぐに解決しないが高齢化は安楽死ですぐに止められるという物騒な意見も目にする。 怨むならご老人でなく、君らの未来を奪った政治家たちを怨もう(笑) コンテンツ Toggle 玉だけじゃないらしいそれを、寂しい、と言うの(綾波レイ)気分は、ココロの隙間を埋める喪黒福造か詐欺師 玉だけじゃないらしい 最近は暑くて被り物とかプロレスマスクすると死んでしまうので、軽く13日の金曜日のホッケーマスクして駐車場ほかを散歩していると、色んな方が話しかけて下さる。 特に御老人の話だけを取り上げみる。 家にいても仕方ない。誰と話すわけでもないが、パチンコ屋の喧騒に中にいると孤独を忘れられる。 ・一人暮らしで誰とも話さない。最近はコンビニ店員も外人だらけで話が通じない。 ・歳食うと体力無いしトイレは近いしで、なかなか遠出する気力が沸かない。 ・パチンコ屋が近場の遊び場。①パチ⑤スロは有難い。 ・歳食うと、明日生きてる保障が無い。若い頃は、明日が来るのを無条件に信じられた。 ・今夜寝たらもう目覚めないかもしれないと思って布団に入る。 ・人生100年なんて簡便してくれ。 ・歳食って社会から必要とされなくなって、行く処も無い。パチンコ屋だけが歓迎してくれる。 ・パチ屋に来ると友達がいる。 などなど、孤独感からの逃避、つながりを求めて、居場所を求めてという、出玉とは一味違った来店動機に晒される。 それを、寂しい、と言うの(綾波レイ) 先の高齢者の話を聞いてみると、慢性的に心が痛いのが見える。 「それを、寂しい、と言うの(by綾波レイ)」 となると、メンタルの居心地をケアするのは、寂しさを埋めるか誤魔化すか一時的にでも忘れてもらう工夫が必要になる。 マッサージチェアを置くとか肘置きを設置するとか、フィジカル面での居心地はケアされるが、メンタルの居心地については個別対応に近い臨機応変さが求められ面倒くさいから、なかなか意識される事は無い。 そもそも、パチンコ屋店員の守備範囲か否かすら疑わしいが(笑) 大昔に俺が悪徳金融屋にいた時の経験や介護職に従事している知人やキャバ嬢の話なんかを掻い摘んで話すと、 ・年寄りの前では孫になれ(孫のように接しろ)、 ・甘えろ、 ・心配してるフリをしろ、 ・毒蝮三太夫になれ、 ・高田純次になれ、 ・観察しろ、 ・話すな訊け、 ・前回の話の後日談を聞け、 ・教祖になれ、 ・営業は四回に一回、三回訪問したら十日間あけて飢餓感沸かして四回目に手土産持っていけ、 ・実感させろ、豊田商事を見習え、 ・若作りをさせろ、 ・来年でも来週でも予定を立てさせろ、 ・新聞購読を止めさせて金を浮かせろ、 ・客を見たら金蔓と思え、 ・挨拶に一工夫(メイド喫茶的/また明日!) …など対高齢者との接し方を身に着けた。 気分は、ココロの隙間を埋める喪黒福造か詐欺師 上記のいくつかは、パチンコ屋(だけじゃないが)で未だに役に立っている。 全部は解説しないけど。 〇俺は毎日来てる。バイトよりよほど通ってるというジジイA氏の為に、従業員用とは別のタイブのタイムカード打刻機をカウンターに置いた。 まあ、こっちとしてはただの悪乗りだし、何の特典も無いんだが、来店の度にガチャコンしてた。 その内にA氏の仲間のジジババで、俺もタイムカードくれって人が出てきて、「今月皆勤賞~」とか言って笑ってた。中には、そこに収支を付けてる人もいた。 〇ジジババとは、その人の趣味に併せて来週、来月、来年の話題で会話する。例えば、来週から相撲が始まるとかサッカーワールドカップだとか、勿論新台の話題でも、未来を意識させる。未来を意識する事は死への意識を軽減させ、心の健康に繋がる。 〇例えば、お孫さんが怪我したとか聞いていたら、次回話しかけられた時に「そう言えば、お孫さんの怪我どうでした?」と話しを繋げてみる。 〇マスクをしてたら、風邪か? パチンコなんかせんと家でおとなしく寝とけと、さも心配してる感じを出すとコロって乗せられる。 〇どうせ年寄りだからという意識を軽くしてあげる。例えば店で、ネイルショップ店員さんに来てもらってババア向けネイル教室なんかを企画した。やはり外見に気を遣うという行為は気持ちに現役感を蘇らせ、生き生きするきっかけになる。その際に「若返って何が悪い、文句言う奴には言わしておけ」と付け加えておくと、こちらへの忠誠度が高くなる。 〇時代劇好きな方が多く、ゲン担ぎに火打石鳴らしてあげるとウケが良かった。だいたい効果無いんだが、たまに勝つと感謝された。 〇ジジババがお帰りの際は、有難うございましたの後に「また明日~」と付け加える。また明日~で敢えて切る。お待ちしてますとか来てくださいとか欲は出さない。 〇朝の入場抽選は50歳以上優先にしておくと、輩除けと「高齢者歓迎の印象作り」になる。毎日でなくても、土日とかイベ日だけでも良い。(地域で可不可の判断が異なるので要注意) 最近のパチンコホールは経費削減&人員削減でスタッフも足りず、ジジババと無駄話してる余裕も無い。 だが、言葉は悪いがジジババを店に手懐けるには出玉だけではなく、ちょっとした無駄話も少しは有効かもしれない。 さすれば、店長さんや主任さんあたりがホールをブラブラする時間を作れないものか。 とはいえ、こんな事やったって遊技客がドンと増えるわけでなし、営業部長や経営者からの評価を上向かないと思うが。 高齢者だけでなく、よくパチンコ業界人が来店者をファン化するとかなんとか言うでるが、もう少しズルく&悪く「手懐ける」にはどうするかを考える事が必要かも。 そう言いつつも、難問が一つ。 パチンコ屋には、喧騒の中の孤独を味わいに来店するサラリーマン層もいらっしゃるが、そういう方達には、どんなアプローチがあるか、何もしないのが吉なのか。 出玉で悩むだけでもハゲそうなのに、出玉以外のアプローチなんて知るか!と言うのも、勿論自由ではある。 また、今日の話は出玉/調整/設定が糞なのを誤魔化す手段として提示したわけでは決してなく、あくまで出玉/調整/設定向上させた上でのプラスアルファ程度の、そう、カレーライスの福神漬け程度のテーマと思っていただいていい。 では、また会おう。 関連 命釘 十五 氏