2023年11月10日2023年11月10日 パチンコはルーチン、スマパチ意気消沈 ナナナナ ナナナナ ナナナ南国育ちinハワイ♪ 「近所のスマパチ島がジョイマンの0人サイン会みたい」と思う、ユーザーのゴンザレスです。そもそも最近のパチンコ屋が そんなこんなで、最近スマパチの話題が増えてきたので、私なりのスマパチ感想を書かせていただきます。個人の感想ですので、まことにスミマメン。 結論から言えば「遊技のルーチンやリズムが崩れてストレスがある割にはメリットが少ない」です。 コンテンツ Toggle スマパチのメリットスマパチのデメリットスマパチは誰に勧められるか?結論寄稿者 スマパチのメリット 大当たりの時に玉が出ないので騒音が少ない パチンコは騒音のオンパレードです。 下皿からドル箱や各台計数機に落とす音、あるいは貯玉がサンドのチューブから上皿に排出される音。そして島設備や設備間を大量の玉が流れる音。 特に、大当たりの時には大量の金属球が、硬いプラスチックでできた下皿に当たりますから、これが実にうるさい。ほかの台も似たような音を出しますから更にうるさい。 そして、その音に負けないように遊技台の音量を上げますから、かなりうるさくなる。 しかし、スマパチは封入式なので玉が外部に排出されず、連チャンしても騒音が発生することは当然ありませんでした。 計数機の出玉カット不正の防止 昔はそれなりにあったとされる計数機による出玉カット。近年でも「故意ではなく機械の故障」という形で有名店での報告事例はあります。 あれは計数機に複数あるセンサーの一つを潰すことで実行していましたが、「遊技台を故意に破壊する」ことが不可能なので、スマパチであれば故障以外では計数カットの心配はない。1/300台のメイン機はあえて箱を使っているケースが多いので、これはありがたい。 ただ、この問題は各台計数システムでも解決しますので、メリットとしてやや苦しい。 スマパチのデメリット 遊技のリズムが狂う パチンコは一種のルーチンであると私は考えています。 従来機(以後P機)だと流れとして、 ①貸玉ボタンや再遊技ボタンを押す②玉が出てくる③上皿を流れて玉が射出部分に行く④遊技開始 というリズムが完成しております。 ①〜③の間には物理的な距離で発生するタイムラグがあるため、ハンドルを回してもすぐには玉が出てきません。 しかし、私が打ったスマパチの場合は①の直後から出ました。タイムラグというものがありません。 これは便利である反面、長年のパチンコ遊技で培ってきたリズムが崩れて、戸惑い、ストレスを感じる場面はありました。金額によっては「はよ金を使え」と急かされている気分にもなり、正直イラッとすることもあった。 また、無意識に行っている「見て触って上皿で貸玉のタイミングを判断」といった感覚による調節ができないのも面倒で、玉数は表示されていますがアナログでやっていたものが急にデジタル式になっても困る。 トイレに行く時も計数ボタンで玉情報を移動させなきゃならず、すぐに取り出せる各台計数システムとはプロセスが異なります。 そのほかも似ているようで微妙に違うため、とにかく色々と噛み合いません。 例えるなら「仕事で15年ほど使用してきた旧型作業機械を新型機械に買い替えた直後」のような感覚です。 新型機械の方が速くて機能的なのは当然のこと。 しかし、使い慣れた機械ではないので作業のタイミングがズレてしまい、あるいは自動化が進みすぎて肌感覚が掴みにくく、やはり作業に支障がでる。ベテランほど「使い慣れた機械の方が良い」という感想がでます。 とはいえ、作業機械であれば新型機械に慣れるのも「お仕事」の一つですから、苦労はしつつも慣れるための努力はするでしょう。 が、私にとってパチンコは「娯楽」。苦労をして慣れる必要はなく、本業の疲れや気分転換として遊技しているのですから、むしろその手の苦労は少しでも避けたい。 おまけに、今の主流はP機であり、むしろP機のほうがスペックも豊富で遊びやすさに幅があり楽しめる。あえてスマパチを選択肢に入れる必要がありません。 そう考えると「環境の変化に弱く慣れたものを好む」と言われる高齢者に人気がある海物語のスマパチが不評で、「環境の変化に強い」と言われる若者(といっても20代後半)に人気があるSAOのスマパチが比較的良好なのは、当然なのかもしれません。 また、メリットが大きく機能していないのも痛い。 騒音については最低でも一島、できれば二島がスマパチで無いと意味がなく、さらに「島間を玉が流れる騒音」を無くすためにホールの過半数がスマパチくらいでないと実感がわかないでしょう。 おまけに「騒音面でのメリットが遊技上ではデメリットでもある」のが悩ましい。 確かに玉が排出されないと騒音は出ないが、その分「音と振動で表現される出玉感」が無いのは寂しい。ジャンジャンバリバリはパチンコの華。 最近は各台計数システムが主流ですので大きなデメリットでは無いかもしれませんが、寂しいものは寂しい。楽ではあるのですが。 逆に、1/319と1/349の差はそれほどデメリットには感じません。 私自身は期待値稼働のプロとは異なり「予算と時間」に制限がある一般ユーザーであり、重要なのは「予算と時間内に当たるか当たらないか」の二択のみなので、そこは大きな差はありません。 当たる時は当たる、ハマる時はハマる。それよりも釘よ釘。 スマパチは誰に勧められるか? しいてあげるなら「初心者」向けなのかもしれません。手順に慣れておらず騒音に拒否感が強い層には最適です。 が、以前も書いた通り、余程のことが無い限りは初心者に最初にすすめるのは「低貸しの甘デジ」であり、「4パチのハイミドル」が主流であるスマパチを勧めるのは無理がある。 スペックは最低でも甘デジ、それも若い版権で出ない限りは初心者にすすめることは難しい。SAOの甘デジには期待したいところです。 また、甘デジが出たとしても、慣例で言えば設置するのは1機種につき1〜3台程度であり、今以上に騒音防止のメリットは感じにくい。甘デジ島の大半がスマパチになるのは5年後か10年後か? これがシンエヴァのように「e機とP機の同時発売」となると意味が分からん。買わされる店舗の人は意味が分からんでしょうが、打たされる方だって意味が分からん。 例えば、最初期の案である「スマパチはガラスを開けにくい(良くも悪くも釘を調節しにくい)」なんて仕組みがあったなら意味はあった。 給料日後やボーナス後、または年金支給日後だの「懐は温かいが、確実にP機は悪い釘になる」時期なら、Pシンエヴァではなくeシンエヴァを打っていたでしょう。 あるいは、転勤や出張で「どんな店か分からない初めての店」に行った時なら、まずe機を打っていたかもしれません。 時期を選ばず場所を選ばず、最低限の釘を期待(あくまで期待)できたかもしれない。しかし現実は非情である。 お金に余裕があれば「e機とP機で打ち比べしてやるぜぇ」とワイルドな遊びもできますが、そんな金があるなら別の新台を打ちます。その効果を狙っていたのだとしたら、メーカー関係者は金銭感覚がおかしい。 結論 「スマパチだから打つ理由」が今のところは見つからない。 くまなく探せばあるかもしれませんが、それはユーザーの役割ではなく、その手の負担を押し付けられても困る。 ユーザーは「マツリにうつつを抜かす連中が思い描くファンタジー」「泥臭い交渉や説得をしたくない意識高い系によるロードマップ」なんて血の通わないものに付き合う理由はありません。 一般客にとってパチンコは仕事ではなく幇間や道化を演じる必要もなく、阿諛追従で踊るアホになる必要もなし。相手方が低姿勢でピーヒャラ楽しく踊っていたら酔狂で付き合うかもしれませんが。 こんな風に。 「新台がほぼスマパチになり総台数の過半数をしめる」状況になれば“結果として”スマパチを中心に打つようになり、その頃にはスマパチにも慣れているでしょうが、それは何年後で、その時にホールはどれだけ淘汰と寡占がされているのやら? マルハンはまず安心、ダイナムとキコーナは入替が大変そう、ガイアは(日本)橋で死にました!(民事再生) 「スマパチは当面様子見」、そして「各地のニアガイアや小ガイアは震えて眠れ」と本筋から離れた事を思いつつ、また次回。 寄稿者 ゴンザレス氏 ・何となくP業界を調べていたら楽太郎氏の初期ブログにたどり着く ・そのままコメント欄に居座り続けたら何故か寄稿者になったアラサーパチリーマン(非業界人) ・自画像はBingで生成しましたがこのレベルが作れるってマジかよと驚愕中 関連 ゴンザレス 氏