2023年4月28日2023年4月28日 P-WORLDで興味深かったお店 コンテンツ Toggle 【はじめに】【面白かったお店】【客は店の事情を考慮しない】 寄稿者 【はじめに】 先日のP-WORLDについて書いた寄稿文の紹介ツイートに、「P-WORLDには次回の入替時の数などの告知さえあれば良い(意訳)」という反応をしてくださった方がいました。 そこで思い出したのが、それとは逆の「撤去する台の告知」についてです。 以前、どこかのブログか記事で「撤去する台を告知してほしい」というユーザーからの質問がありました。 それに対する解答は「撤去する台を告知することはNG」。理由は「撤去する台であっても、台に限定した告知になってしまうから」だったかと思います。 今回の広告宣伝ルールの変更では「遊技台名の告知」についても、ある程度は緩和されたとお聞きしております。 「だったら遊技台の撤去の告知もしていただいて、台との別れを楽しみたい・・・」とユーザーとしてはちょっと期待したいところです。 これで済ますと字数があまりにも少ないので、「P-WORLDを見ていて面白いと思ったお店」を一つあげさせていただきます。 【面白かったお店】 キコーナ広陵店(奈良県) こちらのキコーナ広陵店は設置数がパチンコ256台パチスロ192台で、昨今の巨大ホールに比べると、小型店と言えなくもない大きさです。 機種もメインと言える物が無く、パチンコはほぼ1〜2台の少数設置で、「過疎地にありそうな中小店舗」という印象を受けます。 このお店が面白いのは、その「多品種少量な設置」を逆手に取って「ラインナップに特化!」とアピールしているところです。謎の外国人が載っているイケイケなアピールです(笑) そこには、 ・台数が負けても機種数では負けません! ・充実のバラエティコーナー ・新機種を取り揃えるより「お客様の壱台」を取り揃えてまいります と、ポジティブな言葉が並んでいて、これは見ていて非常に気持ちが良い。少なくとも私は用事があったら寄ってみて「お客様の壱台」をちょっと探したくなりました。 【客は店の事情を考慮しない】 先ほど「逆手に取って」と書きましたが、この「多品種少量」が意図した戦略なのか、それとも苦肉の策かは分かりません。 実際、こちらの店舗は天下のキコーナグループということもあり、最新台はそこそこあるので「仕方なく中古のみの店舗」とは大きく異なり、やはり戦略かもしれません。 こればかりはお店の方しか分かりません。 しかし、その店のラインナップが店舗の戦略か、新台付き機歴列車に乗りそこねたか、あるいはメーカーから選ばれなかったのか、そんなことは一般客が知る必要もありませんし、知ったところで意味はありません。 パチンコ業界に限らず、よほど大勢の常連に愛されている店でもない限りは、お客は店の裏事情を汲むことはないでしょう。見たまんまの上っ面だけで判断するかと思います。 ですので、何かしらポジティブにアピールして貰えれば戦略のように思えてきますし、「何となく行く理由」「そこで遊技をする理由」が小指の取っ掛かりくらいにはなりそうです。 あるいは、一部のホールのような自虐ネタも有りかもしれません。しかし、妬み嫉み恨み辛みのジメッとした物が無い「カラッとしたネガティブ発言」は、これが案外難しい。 そんなこんなで、来店へのきっかけが増えて、少しでも客が分散してくれれば良いなと思いつつ、また次回。 寄稿者 ゴンザレス 氏 とあるアラサーパチンコユーザー(非業界人) 関連 ゴンザレス 氏