2024年4月13日2024年4月13日 「パチンコと外国人客とグレンダイザー繋がりの縁」 やぁ、命釘十五だ。イノッチと呼んでくれ。 久しぶりだなヤマトの諸君(声/伊武雅刀氏) コンテンツ Toggle グレンダイザーフランスの友人と久々のパチンコ一筋の光・・・か!? グレンダイザー ところで貴方はグレンダイザーってご存じか? 永井豪のテレビ版マジンガーシリーズの三作目にして最終作が、このグレンダイザーだ。 昭和の頃のテレビ原案者の一人石ノ森章太郎氏がキカイダー(機械ダー)、アクマイザー(悪魔イザー)など、日本語に濁音と長音をくっ付けて英語つぽい名前を付ける事が多かった中、永井豪氏はこの巨大ロボをマジンガー(魔人ガー)と名付けた。 (ちなみに桜田吾作と言う漫画家さんが描いたマジンガーZ、グレートマジンガー、グレンダイザー三部作は、永井豪氏版とは一味違った作品に仕上がっていて必見である。) そのグレンダイザー、フランスでは1978年に「Goldorak(ゴルドラック)」というタイトルで放送され視聴率100%!?を誇る大人気番組であった。 ボルテスVやロボテックと共に海外で最も成功した日本製ロボアニメの金字塔だ。 その昔俺は、そのグレンダイザー関連玩具を海外オークションに出した。 旧超合金はサンコイチで修理して出品した。 ジャンボマシンダーをスペイザー付きで出品した。 スペイザーなんて子供が乗って遊べる代物で、シールが無傷な物は日本でも数十万円する。 (当時は副業として、古物商の免許取って会社として玩具売買してたので、税務申告はしてるぞ。) それらを買ってくれた猛者達である。 日本に来る意気込みも顔つきも違う(笑) 日本に来て、まんだらけ等アンティーク玩具屋たけでなく、永井豪記念館まで案内したときは発狂したのかと思うくらい喜んでいた。 フランスの友人と久々のパチンコ その彼らとパチンコ打ちに行った話は過去記事「外国人ゲストさんにパチンコを打ってもらった結果」 – 概ね垂直ラボ (sui-choku.com)」に部分的に書いているので、覗いていただけたら幸いである。 彼らと久々にパチンコを打ちに行ったが、反応はいま一つだった。 賭博としての魅力が薄い。 賭けたライン数に応じてオッズが変わるなど変化が無い。 ジャックポットが無い。 遊びと言う割には時間がかかり過ぎる。 デジパチばかりで、顔が違えど皆一緒ではないか。 コンプリート機能という実質出玉ストッパーなんて意味不明。胴元が圧倒的有利じゃないか。 などと厳しい指摘を再び受けた。 一筋の光・・・か!? そんな彼らだが、羽根物のトキオの役物には興味を示した。 なので次に、彼らをエヴァに案内した。 やはり、動く役物に惹かれているようだったが、すぐに飽きてしまった。 その後、ある事を思いつきパチ屋を後にした俺は、彼らとカラオケ屋に入った。 そこで、大昔の遊技機の動画をタブレットの画面で沢山見せた。 ニューモンロー、ワニざんす、デビルマン、マジンガーZ、お竜さん、夢夢ちゃん、フェアリーなど一発台ほか、俺の独断と偏見で選んだ名機達。 ニューモンローはゲラゲラ笑いが起きた。 お竜さんはヤクーザの壺振りとして認識された。 デビルマンとマジンガーZには感動された。 デジパチの演出は日本語が分からないと意味不明だが、役物と玉の動きは万国共通でそそられるようだ。 ちなみにマジンガーZやグレンダイザーのフランス語Verのデジパチなりパチスロがあったら、多分打つと言うので、メーカーさん、遊技機の多言語化(字幕も可)は必要かもよん。 仮に日本国外にパチンコなりパチスロを輸出しよう思ったら、フィリピンならボルテスV、ハワイならキカイダー、アメリカならスピードレーサー(マッハGoGoGo)、インドならスーラジ・ザ・ライジングスター(巨人の星/クリケット物)といった具合に根強い人気を持つコンテンツと地域から傘下に収める作戦がいいだろうし、いっそ日本のパチンコとは異なる仕様と射幸性の企画で名前も変えて一から創るべきかもしれない。 もしかしたら日本国内での外国人住人や旅行者向けに、同様の「ぱちんこっぽい何か」を一から創るといいかもしれない。 もちろん、今回同行した彼らはそもそもアニヲタであり元々日本に好意的で興味を持っている人達であるから抱いた感覚だろうし、こんな数人の反応だけを見て語るのも烏滸がましいと言われるだろう。 それに、言葉の通じない外国人にパチンコ&ハチスロを打たせる努力よりも、日本人が遊技する環境を整備し、ファン拡大する方が先だろうと思う。 外国人だから騙せて稼げる、鴨に出来ると安易に考えてはいけない。 とはいえ、日本は不景気+少子化でマーケットとして死に体であり、今年も一月だけで50店舗近く、2020年からは2600店舗ほどのパチンコ屋が星になった。 個人的には、市場設置台数300万台レベルまで淘汰されると思っているし、業界なんかどうでもよくて俺の客先店舗だけ生き残ればいいと思っている。 しかし、転業とか多角化なんて逃げ道すら無いぱちんこ企業とすれば、馬鹿な政治家同様に外国人頼みになるのも無理は無い。 外国人だけでなく日本人にもウケるパチンコ&パチスロを取り戻せるのか。 いや、いっそパチンコ&パチスロでなくても、外国人も日本人も楽しめる「ぱちんこっぽい何か」を産み出して欲しいと願うばかりである。 その時は、設備費その他で再び淘汰が進むのだろうか。 では、また会おう。 今日もお付き合い有難うございます。 サラバだ。追記1)この場を借りて、「長北@外国人にパチンコを撃たせる人(Global Pachinko株式会社代表)」という会社を紹介させて欲しい。 訪日外国人にパチンコを打ってもらおうと、パチンコ用語の翻訳本を作ったり(アマゾンで見つかるらしい)ツアーを組んだりしておられるようで頭が下がる。個人的にサラ金勤め時代からの偏見でグローバルとかユニバーサルなどが付く社名には良い印象が無いのだが(失礼)、頑張って欲しいし応援したい。いや、こんなん個人の会社でやる事違うやろ。NPO法人にして国が支援すべきインバウンド事業やで。公金チューチューの、将棋の駒みたいな顔した奴が率いる某NPOよりはるかに有意義やで。 追記2)グレンダサイザーは新規のアニメやゲームの展開が決まっており、グレンダイザーと鋼鉄ジーグの連動アニメも進行中。 ボルテスVはフィリピンで実写化されており、日本の駄作だらけの実写化映画と異なりハイクォリティだ。 マジで外国人にパチンコ&パチスロ(っぽい何か)を売り込むなら、コンテンツを押さえる事が日本以上に大切なので、メーカーさんお願いします。追記3)知人のバチンコ業界人と、パチンコと外国人関連の話をしていて大問題が発覚(笑)「釘、誰が叩くんや? 誰が教えるんや? 羽根物とか役物機は無理じゃねぇか? 封入式にするんか? やはりデジパチとかパチスロが良いんじゃね?」釘は、きっと楽太郎氏が仕込んでくれるよ(無責任)。 関連 命釘 十五 氏