2023年7月24日2023年7月24日 「回らない」で引退したパチンコユーザーを復帰させる方法はあるのか? まいど。ゴンザレスです。 コンテンツ Toggle パチンコユーザーの不満釘調節は暗黙の了解スマパチで回るアピール(したかった)おわりに寄稿者 パチンコユーザーの不満 少し前に、平和がユーザー向けに遊技動向アンケートを実施し、その結果の一部が公表され「パチンコで不満を感じる部分を『回らない』と答えたユーザーが80%だった」のが話題になりました。 (参考:パチンコパチスロドットコム) いろいろと意見が出ていましたが、個人的にはもうちょっと詳しくアンケートを取っていただきたかった。 というのも、 パチンコをはじめたばかりの人の「回らない」というボヤキ もう10年以上やっている人の「(昔より)回らない」というボヤキ あるいは、 ボーダーを知らないが、何となく回らない ボーダーを知った上でカウントもしていて、その上で回らないと判断 等では、対処や遊技台の工夫にも違いが必要となるでしょうから、もう少し踏み込んで欲しかった。「今回の発表はユーザー向けで、もう少し詳しいデータがある」ことを祈るばかりです。 そして、ここでふと疑問に思ったことが一つ。 それは「ここまで不満の割合が大きいなら、回らない調節は『パチンコを止める理由』になりうるが、それが理由で止めた人を呼び戻せる方法はあるのか?」です。 釘調節は暗黙の了解 パチスロでは、6号機初期のスペックに不満を持って止めた人には、6.5号機以降の「一撃2,400枚以上もあり、条件によっては万枚も可能」というアピールができました。 同様に、パチンコでも65%規制に不満を持って止めた人には、新しい80%オーバーの継続率をアピールが可能でした。 しかし、パチンコの釘調節はいわば「暗黙の了解」であり、オモテに出すことは不可能。それをアピールすることはできません。 それにこう言っては何ですが、パチンコ業界はこと釘に関しては「信用できない」という点で信用を積み重ねてきました。 回るんパチンコが回らんパチンコに 北斗有情スペックが無情な調節に 丸のみポケットが丸のみしない スルーしないスルーチャッカー アタッカーに玉が入らない哲● 最近の苦境とは関係なく、何だかんだと長年やっちまっていたのがパチンコ業界。哲●は今でもネット上で話題にすればチェーン名が即座に返ってくるほど有名で、アタッカー周りに関しては他にも恨み辛みが多数散見されます。 こんな過去を重ねてきたのに、今さらパチンコ業界が釘についてアピールした所で、放蕩バカ息子の「真面目になります」と同じくらいに疑わしい。何かしらの担保や実績が無ければ信用できません。 本気でアピールするには制度で縛るか、ハード面すなわち遊技台の方でどうにかするしかありません。 スマパチで回るアピール(したかった) 個人的には、そのハード面での「回るとは言えないが、パチンコ屋が悪質な調節にはしにくい」アピールとその担保として、スマパチに期待しておりました。 実際には出荷時の釘は良くないとはお聞きますし、本当の意味での修理が難しくなるかもしれませんが、「パチンコ屋に更に釘を悪くされる」という先行イメージはどげんかせんといかん。 そこでスマパチには、その先行イメージ払拭の役割を期待しておりました。 スマパチ(管理遊技機)も、当初の機能としては「いろいろとハードルを設けることで安易な釘調節を困難にする」があったと記憶しております。 しかしフタを開けてみれば、あら不思議。 釘調節不可の話はどこかに消え、平常通りの新台釘締めで、それを補完するかのような例のトレジャーハント機能も早々に消えてしまいました。 機種によっては上皿が減るのが分かりにくいのをいいことに、右削りも横行しているとのこと。 状況はP機よりも悪化しております。 おわりに ホール側にも色々と言い分や理由(例えばボーダーの甘さなど)はあるにせよ、これでスマパチを利用した「極端な悪い釘にはしにくい」というアピールは難しくなったわけです。 つまりは「アンケート結果で浮き彫りになった一番の不満」をハードで打ち消す手段を失った。 ソフト(パチンコ屋)では長年の積み重ねで信用がなく、ハード(遊技機)でも制限や制御はできない。 個々の店舗は、その是非は別として晒し屋やイベント等を利用してアピールすることはできるでしょうが、業界全体のアピールとなると難しい。 この状況で、いかにして釘に不満のあるパチンコユーザーを引き止めるのか、あるいはそれが原因で止めた休眠層を戻すのか? 私の周りでは「負け」が理由で止めたユーザーの復帰率は高い傾向にありますが、その他が理由で止めたユーザーの復帰率は悪い。釘が不満で止めたユーザーはどちらに該当するのか? 強い版権が出れば、釘とは関係なく戻せるのか? 寄稿者 ゴンザレス 氏 ・何となくP業界を調べていたら楽太郎氏の初期ブログにたどり着く ・そのままコメント欄に居座り続けたら何故か寄稿者になったアラサーパチリーマン(非業界人) 関連 ゴンザレス 氏